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これがSupremeの日本と海外の定価の違いだ!定価の差額が凄い!?

老若男女・有名人まで幅広い層から支持を得て愛されるブランド、Supreme(シュプリーム)。

現在ではストリートファッションウェア枠を越え、Comme des GarconsやLouis Vuittonなど世界的なブランドともコラボレーションを果たし、誰もが注目するブランドへと遂げた。

本ブログでは、その人気の秘密やブランド史を纏め、Supremeの魅力に迫りたい。

まず、Supremeに限らずだが、インポートブランドの価格はその国内で販売されている価格よりも通常高いことが当然である。
それは単純に為替レート×日本円が販売価格になるわけではないからだ。


海外から日本に商品を輸入する場合、当然ながら税金がかかる上、航空機での仕入れなのか、船便なのかなどのシッピングコストでも価格に影響を与える。


また、販売側はそういった必要経費だけ元値に載せただけでは利益が出ないので、利益分の掛率を更に上乗せする。
掛率は生産コストなどの影響により商品ごとで変化してくるので、一律に全てのアイテムの掛率が同じわけではない。

つまり、掛率の違いにより、販売価格も大きく変動してくるのだ。

為替レートや生産コストの変化などにもにより、価格に影響を及ぼす場合がある。
インポートブランドの場合、昨シーズンまである一定の販売価格だったものが値上がりする場合も大いにあるのだ。

稀に生産コスト減の恩恵を受け値下げするブランドもある。

2017年にシャネルやカルティエが値下げに踏み切ったことが良い例である。

Supremeは言わずと知れた、NY初のストリートブランドであるので、本店はアメリカになる。
上記で述べたようにインポートブランドの一つになる。

アメリカの価格設定を基にして、日本の代理店が日本に仕入れるための費用を鑑みて国内での販売価格を決定する。

それでは一体、Supremeの商品は日本での販売価格と本国(USA)での販売価格はどれほど違うのか例を挙げて比べてみたい。

現在(2018年1月)為替レートは$1は¥109なので、16,132円となる。日本での発売当時の価格はなんと¥25,920もする。

(あくまで現在の為替レートなので、当時の販売価格とはズレが生じるので、あくまで参考値としてご覧いただきたい。)

続いてこちらも定番のSupreme × Hanesのアンダーウェア。

価格は$36なので日本円に換算すると、およそ¥3,924。日本での販売価格は¥7,560となっている。

定番の商品ん比べただけでも、ここまで価格差があるのは驚きである。

よく安く購入するために、個人でアメリカに買い付けに行き、自分で仕入れて販売する並行輸入品を扱うサイトを見かけるが、例え国内販売価格よりも低下価格で販売している(通常プレ値価格で販売する事が多いので、滅多にないと思うが)場合でも、知識のない方が並行輸入品を購入する事はあまりお勧めしない。

個人仕入れの場合、どこで仕入れたのか分からず、本当にそれが正規品なのかもわからないし、良質なバイヤーであっても経験が不足していると偽物を掴まされている場合も大いに考えられるからだ。

アメリカの直営店で仕入れたという事が証明できるのであれば、話は別だが…

販売価格がアメリカ本国と比べて高くても、日本の正規代理店を通して買うのが一番無難であるのは確実だ。

もし、平行輸入品の購入を検討している方はこちらで注意点を書いているので是非参考に。

ご覧いただいた通り、日本の販売価格とアメリカでの販売価格はかなり違いがある。一般的には安い方で購入したいと思うが、以前お伝えしたように、日本国内からはアメリカのSupremeのサイトに飛ぶことは出来ないのが現状だ。

普段は、日本の直営店で購入し、旅行ついでにお店に立ち寄り、購入してみるのもいいだろう。